重油流出事故 2月13日調査報告
- はじめに
2月13日(木)に富山県境親不知から新潟市近くの角田浜にかけて
の海岸線の調査を実施した。
前回は一部の重油の漂着が多いと思われる海岸を重点的に調査したが、
今回は新潟の海岸全体の状態を把握するために 前回の調査地点を含めた
17地点で調査をおこなった。
当日は新潟沿岸に波浪警報
(天候)が出ており、作業は不可能ではないかと思われたが、実際
に現場に行ってみると風雪は前回よりも弱く、調査に支障はあまり生じ
なかった。
- 調査参加者
細山田助教授、犬飼助手、山本技官、大学院学生6人
- 調査位置
今回は17地点とし、距離間隔が等しくなるように調査地点を選定した。
図-1は調査地点位置図である。
(拡大)
図−1 調査地点位置
- まとめ
・重油漂着の痕跡は富山県境より約50km東の能生町以東から確認した。
・漂着重油が最も多い場所は上越市付近であった。
・前回調査(1月27日)時では、ボランティアの方が重油を回収して
いるそばから細かい重油ボールが次から次へと漂着していたが、今回は
新たに漂着する重油はあまり見られず、全体としては漂着重油の量は激
減しているようである。
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GLESCO
( GLobe, EStuary and COast )
Hydraulic Engineering Lab. Nagaoka University of Technology