紫金山天文台
- 中国南京 -
-6 March, 1999-

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    はじめに

     仕事の合間に紫金山天文台を見学してきました。紫金山天文台は中国最大規模の天文台で、 その歴史も古く、毛沢東など歴代の指導者達が必ず訪問するというくらい由緒正しい(?)天文台です。紫金山には無数の天体ドームが点在しています。
     その中でも、ここの目玉は、展示された歴代の天文観測機器でしょう。 紀元前から使用されていた中国の天文観測機器が屋外に展示され、天文愛好家にとってはとても興味深い場所だと思われます。
     このページでは紫金山天文台に展示されている観測機器など天文ガイドや観光ガイドブックに掲載されていない内容を紹介します。

    目 次
    1.位置図 5.歴代の天文学者

    2.紫金山近景 6.軍通信施設
    3.観測機器 7.おまけ
    4.中国の天文台


    1. 位置図(南京市街図)

        

    2. 紫金山近景

    ドームが点在する紫金山
    資料館となっているドーム

    3. 観測機器

    歴代観測機器の記念碑
    渾天儀
    (天体位置測定機器)
    天球儀
    水平方向経緯儀
    (Horizontal Theodolite)

    簡易天球儀(渾天儀)
    (Arbidged Armilla)
    (AD.1231-1316)
    日時計(Gnomon)
    (紀元前三千年)
    銅壷滴漏
    (AD.1316)

    4. 中国の天文台

    中国の天文台一覧

    紫金山天文台
    北京天文台
    云南天文台
    狭西天文台

    5. 歴代の天文学者

        


    6. 軍通信施設

     一見、アンテナを乱立しており、素人目にはアンテナ同士干渉が激しく実働アンテナの数は少ないのでは?と思うのですが、 実際はどうなんだろうと思い、日本のその筋の方にお話をお伺いしました。
     その方のお話では、基本的には軍施設間を結ぶ固定通信回線の中継所だそうです。
     写真中、マイクロ波のパラボラは軍の一般電話回線用で、その他のアンテナは近傍軍施設・移動車両との通信中継 (アマチュアでいえばリピータに相当)や施設の管理をしている部隊との通信用に使用されているのではないか、とのお話でした。

        


    7. おまけ

    早川教授との記念写真


GLESCO
( GLobe, EStuary and COast )