先頭1文字目がI,J,K,L,M,N　→　整数型　
　先頭1文字目がそれ以外     →　実数型　

型宣言文

型を宣言する文を型宣言文(type-statement) と呼び、その一般形は次の通りである。

　type v1,v2,…,vn　

 整数を入れる変数であるが，表すことができる数の大きさにより数種類ある． ２進数としての数自体が表す数になっているので，異なる機種間の違いは ほとんど無い．

• １バイト整数型（１バイトの長さを持つ整数型） ファイル収納時に用いられることはあるが，変数の型としては存在しない． 通常文字型で定義した変数に入れて，必要時に ２バイト整数型等に変換して用いる．
• ２バイト整数型（２バイトの長さを持つ整数型）

INTEGER*2    IA, IB, JA, JB

• ４バイト整数型（４バイトの長さを持つ整数型）

INTEGER      I, J, K        INTEGER*4    II, JJ, KK, LL

• ８バイト整数型（８バイトの長さを持つ整数型）

INTEGER*8    I, J, K

 

 ２進数の桁を２つに分けて，片方を仮数部，もう片方を指数部として数を 表す，浮動小数点型の実数のことを言う．仮数部と指数部の分け方により いくつかの種類があり，互いに互換性はない．

• 単精度実数（４バイト実数；４バイトの長さを持つ実数）
• 倍精度実数（８バイト実数；８バイトの長さを持つ実数）
• 倍倍精度実数（１６バイト実数；１６バイトの長さを持つ実数）

　INTEGER RLST1,RSLT2            （RSLT1,RSLT2は整数型）
　DOUBLE PRECICISION  X,Y,Z      （X,Y,Zは倍精度実数型）
　LOGICAL LGC,RLT                （LGC,RLTは文字型）