環境・建設系
Department of Civil and
Environmental Engineering
水 工 学 研 究 室
Hydraulic Engineering Laboratory


交通事情
〜交通機関と運転マナーについて〜
- Gainesville , Florida -

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[CONTENTS]
  1. 交通機関の紹介
  2. 自動車の運転マナー
  3. 関連リンク

  1. 交通機関の紹介
    • バス(RTS)

    • Gainesville(ゲインズビル)市内には貨物鉄道がありますが旅客はありません. 主要な交通機関は例に漏れず乗用車です.公共の交通機関は バス(RTS: Regional Transit System) 路線が充実しています.それらのバス路線 は大学内を通過したり,大学内を循環したりします.
      フロリダ大学の学生は乗車時に 身分証明書を提示すれば運賃は無料になるので, 多くの学生が利用しています.そのせいか,車内は まったくと言っていいほど安全です.


      Pic.-1 バス内観(学生ばかりです)

      Pic.-2 バス路線図
      (左:'00年8月,右:'04年2月,少し路線が増えた)
      ("http://www.go-rts.com/"より転載)


      Pic.-3 バス外観


    • 飛行機

    • ゲインズビル飛行場(Gainesville Regional Airport)は 小さく小型機の離発着しかできません.よって中・長距離の旅行をした いときは,アトランタなどの大きな飛行場で乗り継ぎ をしなければなりません.飛行場の雰囲気としては石垣空港など離島の空港のようです. タクシーが2〜3台常駐してますが,日中だけで夜中は いません.しかし,日本から来る場合は夜中になる場合があるので,空港から先の 移動手段を事前に確保しておく必要があります.

      Pic.-4 旅客ターミナル外観


      Pic.-5 管制塔

    • 鉄道 (AMTRAK)

    • フロリダは19世紀の終わりにはかなりの鉄道ネットワークが行き届いていました. 今では自動車がメインなので衰退していますが,それでも車で少し長距離を走行すると 必ず数回踏み切りを渡ることからもその名残りは今でも分かります.
      ゲインズビルにもかつては鉄道の線路が町の中心部にまでひかれていましたが, 現在では町のはずれから貨物が運行をしているだけです.

      Pic.-6 ダウンタウンの元駅舎と線路跡
      (奥の白い建物が駅舎)


      Pic.-7 線路
      (町はずれ.ここから使用されている)

      Pic.-8 コンテナ
      (左写真で右方の奥.荷降し?が行われている)

      Pic.-9 機関車-1
      Pic.-10 機関車-2
      (踏切前を通過する珍しい光景)


  2. 自動車の運転マナー
    • 概要
    • アメリカ(フロリダの?)交通マナーはすごく良いです. 基本的に先に来た車を優先させるという譲り合いの精神で運転していれば全く問題ありません. こうしてみるとすぐ腹を立てる日本人は心の狭い人間が多いなあ,とつくづく思います.
      でも時々ひどいのがいて,それはたいてい若い女性です. アメリカ社会を象徴している感じがします.
      しかし全般にのんき過ぎて不注意になるのか事故が多いです. 走っていると頻繁に物損事故を見かけます.私達もいつ巻き込まれるかわからないので,注意しないといけませんね. またハイウェイを走行しているとパンクしたタイヤが路側帯に一面に散らばっています. かくもパンクも多いのかと思います.これも注意しないと...

    • 日本との大きな違い(混乱しやすい部分)
    • 基本的に道路法規はほぼ日本と同じなのですが,若干違う部分もあります.例えば,先着優先(とでもいうのでしょうか)と飲酒運転についての観念が日本と違います.

        1. 信号なし交差点での優先順位(右方優先,4方向一時停止,さらには...)

        右方優先

        日本では十字路では必ずどちらかが優先道路となっているので,どちらかが徐行, どちらかが一時停止とはっきし分かれており理解しやすいのですが,アメリカは交差点 でそういうものはなく,右方優先 一時停止か前方注意です.なんだ日本では左方優先なので, その逆をすればいいから簡単じゃないかと思う人もいるかも知れませんが, 実はそう簡単ではありません.

        4方向一時停止

        まず,一番多くあるのがこの標識(Pic.-12)です. 私も最初の頃,右方優先を意識して,こういう交差点では右方にいる車に「先に行け」と 合図してもなかなか行ってくれない事がありました.何でだろうとよく観察をしてみると, どうやら根本には,先に来た方を優先するという観念があるようです. でも,交通量の激しい交差点では,どの車が先着か分かったものじゃないので,そういうときは少し怖いです.

        3方向一時停止

        ところで,この4方向一時停止でも紛らわしいのに,更に混乱してしまうのが, 3方向一時停止(Pic.-13)です.
        いったいどの道が一時停止ではない優先道路なのかはパッと見ても分からないので, 特に怖いです.

        Pic.-11 4方向一時停止の交差点
        (標識に"4-Way"と書いてある)

        Pic.-12 4方向一時停止の標識
        (標識に"4-Way"と書いてある)

        Pic.-13 3方向一時停止の標識
        (標識に"3-Way"と書いてある)


        2. 赤信号時での右折不可(時々こういう標識が...)

        アメリカでは,信号機のある交差点でも,通常は赤信号でも右折だけは注意して進行しても いいことになっています.
        しかし,時々こういう標識(Pic.-14)があります.これは,「赤信号の時は右折したらいけません」 という意味ですが,標識が小さい上に,照明がないので夜中には非常に見づらく,よく見落として しまうので注意が必要です.

        Pic.-14 赤信号時右折不可の交差点
        (標識に"NO Turn ON RED"と書いてある)


        3. 飲酒運転

        日本ならお酒を少しでも飲んだら一晩は運転をしないというイメージがありますが, アメリカは血液中のアルコール濃度で判定されるので, 多少酒気帯びでも許されるところがあります.だいたい缶ビールを1本飲んだら 1時間運転しないのが目安だそうです.でも捕まるととても 厳しいらしいということと,お酒の強さも個人差があるので, 自分ではどこまで飲んでいいのかよく分からないので戸惑う ところです.


        4. ヘッド・ライト点灯

        アメリカでは全ての車が夕方の早めにライトを点灯しています. 日本だと最初は車幅灯(スモール・ライト)を点灯しますが,こちらではかなり明るいうちから いきなりヘッドライトを点灯しています.

        また,夜間赤信号で停車をする際,日本ではヘッドライトを消して 車幅灯だけにする人も多いですが,こちらでは100%の車がヘッドライトを点灯 したままです.防犯上の理由なんでしょうか.道交法の本を見れば分かるのでしょうが, 勉強不足のせいかわかりません...(^^;;

        Pic.-15 ヘッドライトの点灯
        (かなり明るいのに点灯しています)

  3. Links


  4. Copyright, 水工学研究室
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    NAGAOKA
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