中越沖地震津波シミュレーション

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    Nagaoka University of Technology

    中越沖地震津波シミュレーション結果


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    今回の震災では低波高ではありますが津波が観測されました.
    県内では特に被害がありませんでしたが,やはりその挙動は把握しておく必要性があります.
    ここでは,津波シミュレーションを実施し,その結果をご紹介します.
    とりあえずは速報版です.

    観測結果との比較やその他の解析結果はまた後日ご紹介します.


    ※ 著作権は全て長岡技術科学大学環境・建設系に帰属します。無断転載を禁じます。


    1. 海底地形および震央


    2. 津波シミュレーション結果
    3. 柏崎北西部で発生した津波は,数分後には柏崎付近の沿岸域へ到達しているのが分かります.
      津波は東方向は陸地にブロックされる形となり,西方向へ電波していきます.

      能登半島と佐渡の間から北上し,そのまま北方向へ拡散していく様子がわかります.
      このように,津波は富山や小木,新潟などで観測されましたが,能登半島の裏側の珠洲などでは観測されませんでした.


    4. 最高・最低水位分布



    5. 津波の屈折図

    6. 震源からの屈折図

      ほとんどが震源近くの海岸および佐渡へ集中しています

      柏崎市石地からの屈折図

      佐渡市小木からの屈折図

      津波が集中する柏崎市石地および佐渡市小木からの反射波の屈折図です


    7. モデルの紹介
    8. 1 球面座標系平面2次元長波流動シミュレーション・モデル

      2 方程式(運動方程式,連続式)

      3 シミュレーション・エリア

      4 計算条件



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