0. IF -条件判断と分岐-
前回「条件判断と分岐」で学習した論理IF文と単純GO TO文を用いて記述した繰り返しのアルゴリズムはDO文およびCONTINUE文と呼ばれる制御文を用いると、プログラムの論理構造を分かりやすく記述し直すことができる。
(1) 流れ図
図-1 流れ図
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図-2ではDO文とCONTINUE文によってはさまれた処理を1からNまで1つずつ繰り返しておこなうことを意味する。
DO文による繰り返しの論理構造を、DOループという。一般形は次の通り。
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L : | これより後にあるCONTINUE文の文番号 |
V : | 変数名(整数型、実数型、倍精度実数型) |
E1: | 初期値パラメータ |
E2: | 終値パラメータ |
E3: |
増分パラメータ(Vの増分を指定※、例:1,2,-1,-2) ※E3=1の時はE3を省略することができる (この場合,『V=E1, E2』となる) |
(E1,E2,E3は整数型、実数型、倍精度実数型の式) ※E3は0ではいけない |
2. プログラム例1(E1,E2,E3が整数の場合)
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3. プログラム例2(E1,E2,E3が実数の場合) (計算機実習の授業では実定数のDO文は作成不可)
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(1) 階層型、(2) 並列型、(3) 混在型
図-3 多重DOループの例
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図-4 プログラム例
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