- 郵便局(ポスト・オフィス)
アメリカの郵便システムは"UNITED STATES POSTAL SERVICE (USPS)"といい,
街には必ず1つは郵便局(ポスト・オフィス)があります.
代行をしてくれるお店もありますが,割高になるので,ポスト・オフィスに行くことをお勧めします.
→ ポスト・オフィスの所在場所の検索(USPSサイト内)
- 箱および書式の入手
箱の入手
ポスト・オフィスに行くと,いろいろなサイズの箱が販売されています.
私はいつも2番目に大きい箱を購入していますが,一番大きい箱でも発送できます.
箱の値段は,2003年9月25日(木)現在,次のようになっています.
一番大きい箱(20"x14"x10"
= 50.8cmx35.6cmx25.4cm ): $3.49/個
二番目に大きい箱(15"x12"x10"
= 38.1cmx30.8cmx25.4cm ): $3.19/個
書式の入手
船便の場合は「Customs Declaration and Dispatch Note」を,航空便の場合は更に「Maling Label」を入手します.これらは無料です.
どちらもカウンターや,書式を記入するコーナーにおいてあります.ない場合は,カウンターの職員に聞けば出してくれます.
- 発送前準備(自宅で)
(注意) 船便,航空便どちでも同じです.
1.箱詰めをします.
2.箱へ記入をします.
-
@ 宛先/差出人の氏名・住所を記入します.
- 箱の上面中央付近に,宛先(To:〜)左上付近に差出人(From:〜)をマジックで記入します.
-
A 内容物を記入します.
- 箱の側面に中身(例えば,「Tools」「Toys」「Clothes」等)を記入します.
-
B 壊れ物の場合
- 箱の全面に目立つように『Fragile』と記入します.
-
C 箱に上下がある場合
- 箱の側面に目立つように『↑』と『UP』と記入します.
-
D 船便で発送をする場合
- 箱のわかる場所に船便を意味する『Surface』と記入します.
- 航空便の場合は後で「EMS」というテープをベタベタ貼られるので記入する必要はありません.
3.書式へ記入をします.
Customs Declaration and Dispatch Note
(船便,航空便どちで送る場合にも必要です.)
-
@ Sender's Name and Address.
- 送り人の名前,住所を記入します.
-
A Addressee's Name and Address.
- 送り先の名前,住所を記入します.
-
B List of Contents.
- 箱の側面に記入した内容物と同じ内容を記入します.
C Value.
- 内容物のだいたいの値段を記入します.
- (注意)
- (1) これにより発送の値段が変わるので注意してください.
- 日常品などの場合,詳しい値段は分からないので,私はいつも合計で$50くらいにしています.
- (2) 「Qty.」と「Net Weight」は記入しなくてもいいです.
-
D Check One:
- Sample, Documents, Gift, Merchandiseのいずれかにチェックを入れます.
通常は「Gift」です.(自分への荷物でも「Gift」にしてます.)
-
E Sender's Instructions in Case of Nondelivery.
- Return to Sender, Abandon, Redirect to Address Belowのいずれかにチェックを入れます.
- (注意)
- アメリカ在住の時は「Return to Sender」でいいですが,住居を引き払って帰国されるときは,
「Redirect to Address Below」をチェックし,送り先の氏名・住所を記入します.
- 私は,アメリカの友人宅や,日本の住所などを書いています.
-
F Sender's Signature and Date.
- 送り人のサインおよび発送日の年月日(例:2003年9月26日の場合「03/9/26」)を記入します.
Maling Label
(航空便の場合に必要です.)
-
@ FROM: (Sender's Name and Address.)
- 送り人の名前,住所,電話番号を記入します.
-
A TO: (Addressee's Name and Address.)
- 送り先の名前,住所,電話番号を記入します.
-
B Sender's Signature.
- 送り人のサインを記入します.
- 発送
- 郵便局へ箱と書式(当然お金も...)を持参します.
- 整理番号札を機械から取り,自分の番号が呼ばれたら,カウンターへ箱を運び,事前に書いた書式(船便の場合1枚,航空便の場合2枚)を手渡します.
- 航空便(又は船便)で日本へ送りたい旨を伝えます.
すると「これで全部ですか?」とか「$○○かかりますがいいですか?」とか
「日本へは○日くらいで着きますがいいですか?」とかいろいろ質問してくるので,それに答えます.
- あとは書式の「Postage」や「Gross Weight」などの欄に局員さんが記入をして手続きをしてくれます.
- 送料を言って来るので,支払いを済ませ終了.
|
手続き終了後の箱
|
- おおよその値段
2003年9月に送った荷物の送料を例に示すと,
航空便: 2番目に大きな箱; $50〜$59
,一番大きな箱; $75〜$80.
内容物としては,観測機器類の周りに吸弾材をたくさん入れた特殊な箱もありましたが,
その他は衣類やお土産類が入った,ごく一般的な内容物でした.
- 日本への所要日数
航空便だと3営業日くらい.船便だと3週間ほどで到着します.
例として,2003年9月26日(金)にフロリダのゲインズビル本局から航空便で5箱発送しましたが,
日本へは10月1日(水)へ到着しました.
このときも3営業日でした.
今まで,アメリカから日本へ,航空便で10箱くらい,船便で50箱くらい発送をしていますが,
特に遅配も紛失もなく日本へ届いています.
また,船便でも箱が壊れていたということもありません.単にラッキーなだけかな?
- 関連サイト
→
UNITED STATES POSTAL SERVICE
(アメリカの郵便局)
[ このページのトップ ]
[ フロリダページ・トップ ]
[ アメリカ滞在記トップ ]
[ GLESCOトップ ]
[ BBS ]