- JA0ZRYのロケーション・運用目的
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長岡技術科学大学無線部 JA0ZRY WiRESのページです。
本学は、新潟平野を見下ろす長岡市西部の丘陵地帯に位置しており
*1)、アンテナは大学の中でも一番高い
建物の屋上に設置をしています。
それにより、アンテナ高と平野部との標高差は実に60m以上に及び、その絶好のロケーションのおかげで、例えば144MHzの移動局との交信であれば、新潟市から越後湯沢に及ぶ新潟県中越地域での交信が可能です。
JA0ZRY WiRESシステムは、そういう環境を利用し、新潟県中越地域をカバーすることを目標に運用しています。
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Map-1 JA0ZRY WiRES位置図
- WiRES利用方法
■ JA0ZRY WiRESの諸元
- ノード番号: 5925
- 運用周波数: 430.72MHz
- トーン・スケルチ: 100.0Hz (浮動)
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ノードIDは5925、運用周波数は430.72MHz、
トーン・スケルチ(TSQ)は通常は100.0Hzですが浮動です。
トーン・スケルチは、長岡周辺の他局からの電波がCQ ROOMへ混信するのを避けるために設定しています。
トーン設定をしないと、例え電波が受信できても、こちらから送信する電波はWiRESシステムは
反応しません。ご注意ください。
■ 交信可能エリア内か否かの確認方法
当WiRESでは、4分に1度「de JA0ZRY WiRES」のインフォメーション・モールスを発信しています。
このモールス信号が受信できれば交信可能エリア内だと思われます。
ご自由にお使いください。
【DTMFは使わないでください!】(必要ありません)
本システムは全国60以上のWiRES局と同時接続しています。
DTMFを打つ必要はありません。PTTを押すだけです。
DTMFの音は全国に流れます。他局に迷惑がかかるので、不必要なDTMFは絶対
に打たないでください!
DTMFを打つくらいならCQを出して交信を楽しんでください。
迷惑局がいる場合にはただちに設定を変更します。
また、部員総動員で電波発信元を特定します。
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【ご挨拶とお詫び (アクセス方法の変更について)】
最近、長岡5925ノード周辺でもいたずらを目的とする悪質な局が出現するようになりました。
そこで、各局にはご迷惑をおかけしますが、アクセス方法を予告無しに
突然変更する場合があるのでご容赦ください。
全国の局に迷惑をかけない為の策としてご理解をいただければ幸いです。
もし、アクセス方法をお知りになりたい局は管理人まで
メール連絡をください。現在の設定を直ちに返信します。
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■ WiRES利用方法
- CQ ROOM ※) に常時接続させています。
- CQ ROOM接続時は、こちらで電波を送信すると、インターネットを経由してROOM全局から同時送信されます。
- アマチュア無線の通常と同じ方法でPTTを押しCQをして相手を探し交信してください。
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※ CQ ROOMとは・・・
- インターネットを通じて全世界の複数のWiRES局が同時接続しおり、1つのROOMを形成しています。
- 常時50局以上、週末は90局近くが接続しています。休日などは頻繁に交信が聞こえます。
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◎ 他のノード局に接続したいとき
- この時だけ「ピッ・ポッ・パッ」の音がするDTMF機能を使用します。
- 「*」または「#9999D」をプッシュする。(→CQ ROOMから切断されます。)
- 次に、接続したいノード番号(例えば#5923D)をプッシュする。
- 正常に接続されれば「JA0ZRY connect to ・・・」というインフォメーションが、
うまく接続できない時は「ププププ!」というエラー音が送信されます。
- 接続後はPTTを押し通常と同様に相手局を呼び出し交信をしてください。
- 交信終了後は「*」か「#9999D」キーで切断してください。
- 「#0510D」でCQ ROOMに接続し直してください。
※どこのノードでも同様ですが、使用前の状態に戻す(元通りCQ ROOMへ接続させる)のは
使用者のマナーです。
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- 交信可能エリアの把握
(1) ユーザが知りたい情報 (オーナー局へ再認識のお願い)
WiRES局の目的は遠地との交信ではありません。
WiRESの利用形態には、(1)固定局からの利用、(2)移動局からの利用、の2通りが存在しますが、現状では移動局も高い割合を占めています。
ところで、この移動局は最近では大部分の人が携帯電話などから移動先で利用できるWiRES局を検索して利用しています。
その時に移動局(ユーザ)が知りたいのは移動先のWiRESが『どこで安定して交信可能か』という情報です。
どこまで聞こえるかではありません!。
よって、ノードの紹介でエリアを記す場合には需要の多いモービル局が安定して利用できる領域を記しておくべきであり、それが現在の一般的な表現方法だと考えられます。
(2) 予測計算
上で説明をした通り、サービス中のWiRES局を他局から広く有効活用してもらう為には、
事前に
アクセス可能領域・地点を把握
して情報提供をする事が有効です。
そこで、当局でも交信可能エリアを検索する事としました。
交信可能領域を検索する場合、狭い領域の場合には手当り次第に移動して確認をする方法も可能ですが、
広い領域での検索では、
根拠もなくやみくもに動き回るのはこの上ない時間とお金の
無駄です。
そこで、ここでは数値シミュレーションよりアクセス可能地点を検索しました。
a)目視領域把握計算
まず、ノードからの目視可能領域を把握する為の計算を実施しました。この手法はUHF帯電波の直接波の受信可能領域の把握にも有効です。
この計算プログラムは、短時間計算を目標に定常状態を扱っています。
利用した地形データは国土数値情報(50m格子)です。
計算座標系は球面座標系を使用しています。
計算の簡素化の為に地球の等価半径は定数として与えています。また、ナイフエッジによるフレネルゾーン効果を考慮しています。
しかし、山面反射や屈折率の変動による散乱効果などは考慮できていません。
よって、散乱波の影響で実現象の方が計算結果よりも広くなります。
つまり、この計算結果は最低限の領域を表現していると理解していただければ幸いです。
図中、赤色が目視可能領域です。
図より、北方向の新潟(平野)方面へは開けていますが、新潟付近は低平地の為に影になっています。また、西方の柏崎・上越方向や南方の越後湯沢方向は山間の影となりロケーションは良くない事が分かります。しかし、標高の大きい山は目視可能です。計算結果より領域の面積は約180km四方でした。

Map-2 アクセス可能エリア(下越領域、山形〜新潟)
赤い領域が目視可能領域
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b)電波伝播計算
電磁波は3次元空間を時間発展と伴に伝播します。
電界が強大になると反射・回折・屈折・散乱の効果が増大し、山を隔てた反対側などでも交信が可能となります。 Map-2では影部だった越後湯沢方面の山間部や柏崎平野でも、実際は反射や回折効果などで交信が可能であり、これらの効果の要因を解析し実現象を把握する必要があります。
そこで、これらの効果を定量的に把握する為に時間発展型の3次元の伝播シミュレーションモデルを作成しました。ここではFDTD 法(電磁場を記述するマクスウェル方程式を陽的に中央差分する手法)を利用しました。計算結果をFig.-1〜4に示します。この図は電界強度の強さを示します。図中、赤色から白色になるほど電界強度が大きい場所で、快適に交信が可能な領域です。
Fig.-2(1) は新潟港周辺を、Fig.-2(2)(3)は越後湯沢方面および魚沼地方を標高データに重ねて鳥瞰図で示したものです。また、Fig.-3は新潟県を北、中央、西の3領域に分割して示したものです。
この計算により、目視計算では陰部となっていた場所へも電波が伝播している事がわかります。例えばFig.-1(右図)で、柏崎は目視計算結果(Map-2)ではJA0ZRYからは影の領域となりますが、この結果では柏崎平野へ反射波が到達しており実現象を再現しています。予断ですが、柏崎では米山の反射波が一番強いと予想していたのですが、実際は黒姫山の反射効果が大きい事がこの結果から分かりました。
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Fig.-1 柏崎周辺の伝播状況(明色ほど強電界)
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○計算結果例

(1) 新潟港周辺、長岡から65km
黄緑〜水色領域が快適に交信が可能な領域
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北方向から(左:モービル,右:ハンディ機利用の場合)
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南方向から(左:モービル,右:ハンディ機利用の場合)
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(2) 関越自動車道沿線のスキー場からのアクセス(越後湯沢〜三国峠)
明色が快適に交信が可能な領域
(クリックで拡大)
苗場山などのスキー場の上部からは長岡5925ノードへは可視領域なのでハンディ機からもアクセス可能です
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(3) 苗場山から長岡5925ノードへの見通し(障害物がない)
苗場山から長岡5925ノードへは障害物がなく可視領域である事がわかります
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北東方向から
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南方向から
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(4) 関越自動車道沿線(魚沼地方)(越後川口〜越後湯沢)
明色が快適に交信が可能な領域
(クリックで拡大)
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Fig.-2 電界強度の分布(計算結果例)
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○領域毎の電界強度

(1) 下越領域、山形県境〜新潟
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(2) 県央領域、新潟〜長岡
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(3) 上越領域、長岡〜越後湯沢・直江津
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Fig.-3 電界強度の分布(計算結果例)
赤〜白い領域が快適に交信が可能な領域(クリックで拡大)
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(3)新潟県の良好なロケーションの検索計算
見通し範囲を計算する手法を応用して、新潟県内全域のロケーションを計算し、
どこが良好な場所かを求めました。
→ ここからジャンプ
新潟県内で移動運用をする際の、場所選定の参考になれば幸いです。
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Fig-4 ロケーションマップ例
(新潟周辺、明るい色:良好)
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(4) 計算結果の検証
数値計算では以上のような結果となりました。
しかし、この計算結果の確からしさを確認をする必要があります。そこで出張などで県内を移動した時を利用して、移動中の乗用車より交信・受信実験を行い、計算結果の確からしさの検証を行いました。
結果ですが、計算結果は実現象とほぼ同様な領域を表現していると考えられます。
以下に検証結果を示します。検証は継続しているので、エリアマップは逐次更新します。
■近況報告
車載の機材(リグ&アンテナ)*3)で、次の結果でした。
- Nov.12,'06:(走行中)関越道関越トンネル出口からメリット5で交信
- Sep.17,'06:(走行中)長野県飯山市、野沢温泉からメリット4で交信
- Sep.17,'06:(走行中)上越市、妙高市(高速道移動)からメリット3で交信
- Sep.12,'06:(半固定)新潟県村上市からメリット5で交信
- May.07,'06:(半固定)国道17号線苗場スキー場横(新潟-群馬県境)からメリット3で交信
- Feb.13,'06:(半固定)関越自動車道土樽PA(関越トンネル入口)、国道49号道の駅(みかわ)でメリット4で交信
- Feb.28,'05:(走行中)新潟県柏崎市内でメリット4で交信
実用的ではない電波強度ですが参考までに。。。(笑)
- Dec.10,'06:(半固定)埼玉県花園町、関越道花園IC付近からメリット3で交信
- Dec.03,'06:(走行中)群馬県甘楽町、上信越甘楽PA付近からメリット3で受信
- Nov.19,'06:(走行中)長野県更埴市、長野道姥捨PA付近からメリット3で受信
- Nov.12,'06:(半固定)群馬県昭和村、関越道昭和IC付近からメリット3で交信
*3)
「モービル移動システム」参照

Map-3 アクセスおよび受信可能地点分布(北部)
(平成18年2月13日現在)

Map-4 アクセスおよび受信可能地点分布(南部)
(平成18年2月13日現在)
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- WiRES機材
- 基地局

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Photo-2 アンテナ設置状況
建物上部を地上より撮影
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2バンドFMトランシーバー
STANDARD FT-7800
スタンダード(株)
送信:144/430MHz帯
受信:108MHz〜999.99MHz
送信出力:20W

WIRES-U インターネット接続装置
STANDARD HRI-100
スタンダード(株) |
- JA0ZRY周辺立体地図
- ライブカメラ・気象情報
Live Camera
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Electrical Eng. Bldg. and Synthetic Research Bldg. from Astro Dome.
This image is reloaded every 60 seconds. |
Commissary, Center for Multimedia System and Libraly from Civil Eng.
(Backview is NAGAOKA Downtown)
This image is reloaded every 60 seconds.
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Student Dormitory from Civil Eng.
(Back view is Mt.Hakkai)
This image is reloaded every 60 seconds.
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Weather Information

This image is reloaded every 5 minutes.
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Weather Information
(Niigata, Japan)
(The Weather Underground, Inc.)
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関連リンク
● WiRES-U
(株)スタンダード
● WiRES-Uノード局(アクティブ局)検索
by JS1CYI
● WiRES-Uノード局(全登録局)検索 (株)スタンダード
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