長岡技術科学大学 建設工学課程
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学生の皆さんへ

  〜建設工学課程での学習への取り組み方〜

最終更新日: Mar 01, '16



建設工学課程のカリキュラム

    本学では、第3学年編入学者が多数を占めるため、第1学年入学者の第3学年進級時と第3学年編入学者の学力、 既修得科目の習熟度の整合性を保つため、第1,2学年のカリキュラムは全国の高等専門学校のカリキュラムとの 整合性に留意し、さらに本学第1学年入学者の学力に留意して設計されています。

    また、第3学年以降のカリキュラムも、第1,2学年と同様,高等専門学校でのカリキュラムとの整合性に留意し、 さらに第3学年編入学者の本学第1、2学年の主要専門基礎科目の習熟度に留意しながらカリキュラム設計を 行っています。

    本学でのこのような特色により、カリキュラムは、第1、2学年次と第3、4学年次で分けて組み立てられ、 2年次から3年次へ進級するための必要取得単位数枠を設けています。


図-1 建設工学課程の専門科目の構成


表-1 卒業の基準

(平成20年度以降入学者用)

区 分
卒業要件単位数
第3学年入学者の取扱い
既習と認められる
標準の単位数
本学で習得すべ
き最少の単位数
教養科目
基礎科目
14 (1)
14 (1)
0
発展科目
14 (2)
0
14 (2)
ボランティア実践活動科目
0
0
0
外国語科目
英 語
12 ( 8)
8〜10
8 ( 6)
4 ( 2)
2〜4
第二外国語
4〜2
2〜0
小計
40 ( 11)
22 ( 7)
18 ( 4)
専門基礎科目
44 (14)
44 ( 14)
0
専門科目
46 (13)
0
46 (13)
合計
130
66
64

(平成19年度入学者用)

区 分
卒業要件単位数
第3学年入学者の取扱い
既習と認められる
標準の単位数
本学で習得すべ
き最少の単位数
教養科目
基礎科目
14 (1)
14 (1)
0
発展科目
14 (2)
0
14 (2)
ボランティア実践活動科目
0
0
0
外国語科目
英 語
12 ( 8)
8〜10
8 ( 6)
4 ( 2)
2〜4
第二外国語
4〜2
2〜0
小計
40 ( 11)
22 ( 7)
18 ( 4)
専門基礎科目
44 (14)
44 ( 14)
0
専門科目
46 (13)
0
46 (13)
合計
130
66
64

(平成18年度入学者用)

区 分
卒業要件単位数
第3学年入学者の取扱い
既習と認められる
標準の単位数
本学で習得すべ
き最少の単位数
教養科目
基礎科目
14 (1)
14 (1)
0
発展科目
14 (2)
0
14 (2)
ボランティア実践活動科目
0
0
0
外国語科目
英 語
12 ( 8)
8〜10
8 ( 6)
4 ( 2)
2〜4
第二外国語
4〜2
2〜0
小計
40 ( 11)
22 ( 7)
18 ( 4)
専門基礎科目
44 (14)
44 ( 14)
0
専門科目
46 (12)
0
46 (12)
合計
130
66
64


3年生編入学生の単位認定システム

    高等専門学校、短期大学または専修学校の専門課程の卒業・修了生で、第3学年に 編入学した者は、本学編入学以前の学習状況に基づき個別に審査を行っています。それにより、 既習と認められる単位数が別表Uに掲げた標準の単位数に満たない場合、または、日本技術者教育認定機構(JABEE)が要求する条件に満たない場合、 第4学年終了時までに、不足する単位を修得しなければなりません。

    また、第3学年編入時には、建設工学課程の主要科目について習熟度の確認を行い、3年次編入学生の 学力が1年次入学生の学力と同等、あるいはそれ以上であることを確認するとともに、その結果を第3学年以降の 講義内容に反映させています。

    長岡技術科学大学の入学者受け入れ方針 (アドミッションポリシー)


学習・教育目標

  ● 建設工学課程の教育目的

    建設工学課程では、人類の健全な社会・文化・経済活動を支える種々の社会基盤施設を環境との調和を図りつつ、適切に計画・ 建設・維持するための専門学術の基礎、総合的視野、創造性、問題解決能力を有した技術者を養成することを目的としています。

    第1学年では数学、物理、化学、生物などの専門基礎科目について学習します。

    第2学年では建設工学の主要な基礎科目である応用数学、水理学、土質力学、コンクリート工学について学習します。

    第3学年では建設工学の各分野における共通基礎科目である地球環境学、建設デザイン論、防災工学、連続体力学、専門数学、 計算機実習などのコア科目のほか、建設工学の主要な科目についてより高度な専門理論について学習します。

    第4学年では建設工学の広範囲にわたる各分野の専門科目について選択学習するとともに、実験及び計算実習を行います。

  ● 建設工学課程の教育目標


学習・教育の量


JABEE認定プログラム「建設工学課程」を修了するためには


教育組織


学習・教育目標の達成度の評価


学生の皆さんからの要望に応えるために

    建設工学課程では、全ての教職員が協力して定期的に教育を点検し、常にその改善に取り組んでいます。
    そのためには、教育プログラム(教育手段、教育内容、教育環境)の全ての項目(*) について、学生の皆さんから要望や意見を出してもらうことがとても重要です。

      (*) 例えば、次の項目のように、皆さんの大学生活に関わるほとんど全てのことを指します。
        ・各授業の内容
        ・採点方法
        ・試験やレポートの分量やレベル
        ・時間割
        ・自習を進めるための場所やパソコンなどの整備    など


    建設工学課程では、学生の皆さんが要望等を出すために次のようなことを実施しています。

    ● 授業評価アンケート
      【概要】 授業評価アンケートは、各教員が自らの教育内容、教育方法を客観的に点検し、教育内容と教育方法の改善に 役立てることを目的として、学期末に学生の皆さんに対して実施しています。
      本課程は全学に先駆けて、平成13年度から、独自の授業評価アンケートを実施しています。
      授業評価アンケートは、既に全学で定常的に実施されていますが、その設問や実施要領は本課程の原案に基づいている 部分が大きいです。
      【手順】
      @ 事務局:学期末に授業評価アンケート用紙を科目担当教員に配布する。
      A 科目担当教員:授業評価アンケートを学生に配布し、学生が回答後、授業評価アンケートを回収し、 事務局に提出する。
      B 事務局:授業評価アンケートを集計し、学科に関係するすべての科目の結果を課程主任に、担当科目の 結果を科目担当教員に送付する。
      C 課程主任:授業評価アンケート結果を基に、全体的な状況を把握し、教育点検改善部会に報告する。
      D 教育点検改善部会:授業評価アンケート結果を評価し、教育システムを点検する。
    ● アドバイザー教員制度
      【概要】 アドバイザー教員制度は、きめ細かな学生支援を行うことを主たる目的として、平成17年度から、 大学全体で全学生を対象に実施している制度です。
      具体的には、教員が、小人数の学生のアドバイザーとなり、 教育、進路を含む学生のあらゆる悩み事の相談にのることになっています。教員と学生の距離が近くなることにより、 本制度を通じて、学生の意見・要望を広く収集し、それぞれに対応した指導をすることができます。
      【手順】
      @ 課程主任:学生をアドバイザーとなる教員に割り振り、教員に通知する。
      A アドバイザー教員:担当学生の教育全般に関する意見・要望があれば、教育点検改善部会委員へ 連絡する。
      B 教育点検改善部会:上記を評価し、教育システムを点検する。
      【一覧】 アドバイザー教員担当学生 一覧 (平成24年度〜平成26年度, PDF形式, 591KB) (学内アクセスのみ)

    ● オフィスアワー
      【概要】 オフィスアワーは、担当科目のきめ細かな指導を行うことを主たる目的として、平成16年度から本課程で 実施している制度です。
      具体的には、全教員が週1回のオフィスアワーを設定し、その時間に来た学生の相談にのることになっています。
      本制度を通じて、学生の意見・要望を広く収集し、それぞれに対応した指導をすることができます。
      【手順】
      @ 各教員:週1回のオフィスアワーを設定し、教務部会に通知する。
      A 教務部会:全教員のオフィスアワーを学生に対して掲示する。
      B 各教員:オフィスアワー記録を作成し、教育点検改善部会へ提出する。
      C 教育点検改善部会:オフィスアワー記録を評価し、教育システムを点検する。
      【一覧】 各教員のオフィスアワー 一覧 (平成26年度, PDF形式, 41KB)



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